食文化の謎解き
というと 何だか堅苦しく思われるかも知れませんが ここは少しリラックスして
頭をやわらかくして読んで頂きたいと思います。
和食や日本食には 何やら見事な芸術品を見るような感があります。
ただ色取りが美しいというだけではなく その一つ一つの小鉢には
舌を唸らせるほどの下ごしらえをされた 深い素材の仕事が隠されています。
食文化の謎を解いていくヒントとして まず大局的な例をあげてみましょう。
薄い味
濃い味
人間が口に入れるものには 全て言霊(ことだま)的な意味が込められています。
しばらく目を閉じて 茶碗を持ち 箸でごはんを口に運び
美味しそうに食べる神様の姿をイメージして下さい。
食卓の上に並べられた料理の一鉢 一皿を 神の目の前にある地球の一つ一つの国々と考えてみます。
それぞれの国の文化・風習・言語は それぞれに味つけし
色んなかたちの器に盛られたおかずや料理です。
ではテーブルについて食事をするお客さまの空けた口は
一体何を表していますか?。
それは 刈り入れを待って納める蔵のごとく それらを味合い尽くそうと待ち構えている「神の口」は天国の入口ドアなのかも知れません。
おいしく食べるために あえて 薄味の主食と濃い味の副食とに分けて 両方を交互に食べることでえも言われぬ味加減になるように 素材も作られ
初めから計算して味付けされている。
これは それぞれの国の特色と役割などを綿密に計画されて仕組みをされる神の業を表している。
それぞれの文化 風習 言語 特長を持つ人種たちが
異文化交流する和解と平和な世界を 喜んで見ておられる神様の 味わいや深い喜びの心を象徴しているのではないでしょうか?。
神様の口や胃袋の中では 全ての国は一つに溶け合って和合してしまう存在である。 |