予告

聖書の中の歪んだ 歴史観の解明 T

                      

T- 6 の課題について検証・考察します

 モーセの兄のアロンは忌まわしい
     奇蹟で「偽メシヤ」を演じていた?
 

 
六、
モーセアロンは忌まわしい
奇蹟で
「偽メシヤ」を演じていた?
 
 

 ユダヤ民族が神殿に収めた空っぽ同然の契約の箱、その中に残されていたを出したアロンの杖は、実は、偽預言者の権能を表していたのでした。

 モーゼ出エジプト記で見てもわかるように、アロンモーゼに先駆けて先に杖を受け取って、これをパロの足元の地面に置き、この杖を黒い蛇に変える奇跡を見せる。 十戒という映画にもこの場面出てきますね。)

 また、エジプトのに変える時にも、やはりアロンモーゼから杖を受け取り、アロンによって杖をに付けてに変える奇跡を起こした。

 これは、三大奇蹟と言われるものであるが、や、らい病というこの忌まわしい奇蹟を起こす時には、モーゼはこれには関わらず、必ず、先に立って現れるアロンに演じさせている。

 そして、これは神が
アロンにやらせなさい!」と命じたことでもある。モーゼが口が重いので、その使命を尻込みして断ろうとした時、神の言葉をパロに伝える仕事は「あなたの兄のアロンがいるではないか、彼にやらせなさい。」と神自らが命じられたのだ。こうしてアロンは、モーゼの果たす使命を、先駆けて果たしていく、エリヤの役割を演じていきます。

 いっぽう、かたや、弟のモーゼが奇蹟を起こす時には、これとは対照的に杖を天に向かって高くかざして、ひょうを降らせたり、紅海を分けたり、の権能が、アロンの時とはかなり内容が違っていて、天からの権能をあからさまに演じていきます。

 つまり、再建したユダヤに残っていた契約の箱の中から出てきたものは、最初からを出したアロンというニセ預言者の使命を果たしていく存在でしかなかった運命であったということになる。結果として、これが神ではなくサタンユダヤとの契約になってしまった。

 では、本物の契約の箱に入れられた石板をしっかりと守り、信仰条件を守り通すことで、神との契約を見事に果たす国は一体どこであろうか?

 このことを探求し解明して証明することが大切な人類の課題になる。




 皆さん、このアロン型の人物として現代に現れた存在。

 一体、誰だかお判りでしょうか? 

 それは…きっとあなたの脳裏に最初に浮かぶ人物。

 実態のない幻想と虚像で人々を惑わす力を持つその人でしょう。

 何か思い当たる人、閃いた人は 次の講座で更にハッキリと検証していって下さい。
 

 




これらの課題に対して明快なヒント
・答えとなりましたでしょうか?

まだマユツバの感があるなら、
まだ説明が不十分かも知れません。

これからも総合的にモノを見ていく
ことで結論を出していきましょう。

 

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