旧約聖書の出エジプト記によれば、
モーゼが救世主として現れ、イスラエル民族をエジプトの奴隷の苦役から解放する。
エジプト王パロの前に出て奇蹟を起こす時には、兄のアロンが口の重いモーゼに代わって、神の言葉を告げたり、警告や予言をしたとある。
このモーゼは後に現れるイエスキリストの模擬路程を先に歩んでいたと言われる。
モーゼはイエスの立場を演じていた。
そしてアロンは洗礼ヨハネの位置を演じていた。
いつも救世主が二人現れて、民を解放するのである。
預言者のアロン と イエスの模擬者モーゼという二人の共同作業で現れるのである。
メシヤ イエス・キリストの前に現れて預言する 洗礼ヨハネ と 言葉に力が有り、弁が立ち、モーゼよりも言葉巧みな兄アロン。
救いを求めてくる大衆にヨルダン川で洗礼を施す洗礼ヨハネ。
この二人は時代が異なっても、良く似た運命にある。
先駆けて予言し、悔い改めを迫り、道を備えさせる役割をする。
だが、アロンはモーゼがシナイ山にいる間、金の子牛を造らせて別の偶像崇拝という信仰対象を与えてしまう。
同じように、洗礼ヨハネもイエスとは別行動をして民衆の心をイエスから遠ざけて、偽のメシヤを演じてしまう。
この二人は自分自身があたかも救世主のようにふるまうことで、主人公を結果的には救世主を偽証する者として追い詰めてしまうという大変な過ちを犯してしまう。
最初、メシヤに代わって、いくべき道を備えていく役割をするのはいいのだが、ある時を越えても依然として、その位置に居続けるならば、偽メシヤを演じる悪魔になる。
現代においても同じことが起こる必然性がある。
東洋の日出ずる国、朝と昼の時間差、
この微妙な経過の中で起こるメシヤの真偽の明暗を分ける、悲劇的な現象が起きていくのだ。
慌てて結論を急ぐ人は、先に現れるという朝のメシヤに従う。
だが、慎重な用心深い人は後に現れる昼のメシヤが現れるのを待つ。
これから終末に起こる、偽キリストに従って不法を働く者どもの悲劇、
天国行き と 地獄行きとが決まる、善と悪の行ないの審判である。
あなたの信じるメシヤは、果たして本物のメシアであるかどうか
よくよく注意して見ていく必要性がある。
@ 韓国はアロン 日本はモーゼの立場
A 韓国は洗礼ヨハネ 日本はイエス を演じる
二人の預言者
兄のアロン と 弟のモーゼ、
二人のメシヤ
洗礼ヨハネ と イエスキリスト、
二つの太陽
朝陽の朝鮮 と 日の元の国日本。
夜明けを告げる「光としての使命」は同じ、時代のバトンタッチができるかが問題。
B日本を選民として認め、明かせるかどうか、 韓国の使命。
日本の文化 万世一系の皇室の歴史、系図を評価する。
C韓国のメシヤ教祖 朝鮮の主体 金日成・正日親子
日本から奪った宝の返還。
日本人拉致問題、
現在の危機
核ミサイル攻撃、軍隊の南進、
D日帝支配への恨み、敵・恩讐関係、怨みの清算
E言語剥奪、日本語強要、強制労働、慰安婦問題 謝罪賠償
F国交回復、友好交渉 国家的共同事業、
日本と韓国の使命・・・
戦前の様々な怨みを乗り越えて、新しい時代に向けて
歴史的使命を果たす時代になった。
日本の軍部の侵した罪や恨みを晴らす為に現れたのが
韓国から現れるメシヤでもあり、北の金日成将軍。
日本人を拉致したり、日本人妻の北送船送り込んだり
この起きてきた悲劇は、選民として通るべき必然的宿命。
二つの国はそれぞれの真と偽の立場を演じて、人類の共通の使命に向かっていくのだろうか?。
北の、主体思想、
南の、真の父母を主人と仰ぐ統一原理
その思想の中に参考になるヒント
受け継ぐものはあるのか?
半分は大切な宝がある、
だが残りの半分はガラクタである。
王国や神殿に至る理想の中に日本の
使命の「最後の謎とき」のヒントがある。
やがて出ずる輝く光、日本の宝の為に
必要な流浪路程 犠牲、悲劇、悲しみ
誤解、取り違い、捏造された教義など
全ては避けて通れぬ必要な路程である。
更に深く調べていけば、これらの混乱は
キチンと選り分けるべき内容である。
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